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生産・加工編

立体裁断

平面的な生地の裁断に対して、トルソー(人体)などを使い、人間の体に合わせて動きやすいよう立体によって裁断を行う方法。シンプルな構造のTシャツでも、肩、アーム・ホール・袖部分に立体裁断を行うことで着易さを向上させることができる。一部の海外メーカーのTシャツでは立体裁断がされていない場合もあり、そのかわりに大きめに作られている傾向が感じられる。

丸胴

Tシャツのボディーには、前後を2枚の生地で縫い合わせた脇縫いと、丸編み機で編んだ筒状の生地を身頃部分にそのまま使用した丸胴がある。丸胴では、サイズ別に反物を揃える必要があり、脇がシェイプされたデザインが出来ないというデメリット面もあるが、生地を無駄にすることが少なく、脇に縫い目が無いために着心地が良いなどメリットも多い。

セットインスリーブ

肩から脇に掛けてアームホールをとって袖を身頃に縫い付けたTシャツの基本スタイル。

ラグランスリーブ

衿ぐりから袖下にかけて斜めに切り替えの入った袖。クリミア戦争中にイギリスの陸軍司令官ラグランによって考案されたとされる。

手付衿(ロック付け衿)

衿部分の生地と、身頃部分の生地を共に内側に折り込んで、裏側からオーバーロック・ミシンで縫い合わせる衿の縫製方法。外側に縫い目が出ないためにエレガントに見えるが、そのままでは裏側の縫い目部分がゴロゴロするのを抑えるために、上から2本針で叩くケースも多い。また最近では、左肩から衿首、右肩まで補強のためテープをつける場合も増えている。

バインダー衿

衿部分の生地を折って、身生地をはさみ込んで表側からミシンで縫いつける衿の縫製方法。身生地に重なった衿表面のステッチがデザイン上のアクセント。身生地を挟み込んで縫い付けるために、一般的に手付衿よりも衿が伸びきりになりにくく、強度に優れるとされている。通常Tシャツでは1本針、2本針が用いられ、2本針の方が縫製強度は高い。

天地引き(裾引き)

Tシャツの裾や袖口部分に用い、生地を折り曲げて1本針オーバーロックミシンで縫い付ける方法。生地の表面には、ポツポツと小さな縫い目が現れるだけなので一見頼りなく見えるが、縫い目の構造上、縫い目方向への引っ張り強度は平2本針縫製より優れ、伸縮性のあるニット生地には適している。ただし、天地引き縫製は、縫製時の手加減などにより縫いはずれや、逆に深く入り過ぎるということが起こりやすく縫製には熟練を要する。

平2本針縫製

最近、Tシャツの裾や袖口部分の縫製に多用される2本平行にステッチしていくミシンで縫い付ける方法。表面にハッキリとしたステッチが2本入るためにデザイン面に優れ、安心感もあるが、実際は縫い目の構造上、縫い目方向の引っ張り強度は、それほどでもなく伸縮性のあるフライス生地やストレッチ素材には適さないとされる。また、縫い目のテンション、運針の設定、縫い終わり部分の糸処理が適切でなかったり、折り返しの生地端にキチンと縫製目が入っていないと強度不足やホツレの原因となりやすい。

本縫いミシン

上糸(針糸)と下糸(ホビン糸)の2本の糸がループ状にからんで縫い目を構成している。一つ一つの縫い目が独立して形成されているため、ほどけにくい特性があるが、縫い目そのものの伸縮度に欠ける為、Tシャツなどのニット製品に使用する箇所は、衿ネーム、絵表示、ワッペンなどの叩きつけなどに限定されている。

オーバーロック・ミシン

Tシャツなどのニット製品の縫製で、2枚の生地の縫い合わせや天地引きなど広く使用されるミシン。縫い目の伸度が構造上、他の縫い目型式より大きいため引っ張り強度に優れ、伸縮性の多い生地の縫製に適している。通常Tシャツでは1本針、2本針のオーバーロック・ミシンが用いられる。